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マニフェストの検証にあたり


 私、大藏律子は、平成19年に行われた2期目の市長選挙にあたって、「市政2期目の政策綱領〜マニフェスト2007・市民のみなさまと約束します〜」を提示して、市長として今期実現しようとする政策のお約束をいたしました。

 1年半が経過した現時点で、平成19年度に市民の皆さまへのお約束がどこまで達成できたかを、自らに問い、市民の皆さまにも明らかにすることが責務と考え、第三者として客観的に評価、検証することの出来る学識者にこれをお願いしたいと考えました。

 そんな折、地元東海大学の政治経済学部教授で、地方自治における健全なデモクラシー確立のためのシステム等を研究のテーマとしておられる山内和夫先生を知る機会を得、この任に最適の方と考え、私のマニフェストに対する厳正な評価を仰ぐことといたしました。私が注目したのは、山内先生の多岐にわたる自治体へのかかわりの中でも、特に東京都多摩市における「多摩自由大学」学長としてのご活動です。

 「多摩自由大学」は、市民の市政への参加意識を高め、市民自治の精神で地方から政治を変えていくなどの目的を持った市民大学で、平成19年の統一地方選挙においては市民の側から逆マニフェストを提示するなど、積極的に市民が市政に関わってゆくシステムをリードしています。

 山内先生に私のマニフェストを診断していただけたことを、大変幸せに思っております。

 先生からの検証をそのまま市民の皆さまに見ていただき、大いに議論を深めていただくことを願って、ここにご報告いたします。


平成20年10月      
                         平塚市長 大藏律子


【山内和夫教授/プロフィール】
                 
東海大学政治経済学部政治学科教授。東海大学大学院博士課程終了(政治学博士)。
専門は地方議会論、政治過程論。主要担当科目は「政治学原論」。日本行政学会、日本自治体学会、日本都市学会等に所属。1952年岩手県宮古市生まれ。

■著書 
□「立法システム」(前野書店、昭和61年)
□「公民協働システムに関する調査研究報告書(共著)」(地方自治協会、平成3年)
□「市議会システム」(前野書店、平成5年)
□「府中市政史(共著)」(第一法規、平成5年)
□「選挙と投票行動の理論(共著)」(東海大学出版会、平成9年)
□「横須賀議会史(共著)」(ぎょうせい、平成18年) など

■翻訳書
□フランク・スティシイ著「オンブズマンの制度と機能(共訳)」(東海大学出版会、1980年) など

■学術論文
□『オハイオ州における市政治システム』(「東海大学政治経済学紀要第33号」東海大学政治経済学部、2001年7月)
□『市長・市議会システムのデザインと制度化』(「行動科学研究54号」東海大学文明研究所、2002年3月)
□『アメリカにおける革新主義政治改革運動の意味』(「東海大学政治経済学部紀要第38号」東海大学政治経済学部、2006年7月)   など多数。

■自治体との関わり
□大田原市、川越市、津市、都城市、山口市の行政診断に携わる。

■神奈川県下における活動
□秦野市
 「秦野市総合計画立案アドバイザー」(平成12年)
 「秦野市行財政調査会委員(副会長)」(平成14〜16年)」
 「秦野市外部評価委員(副会長)」(平成17年から)
□二宮町
 「二宮町公文書審査会・同個人情報保護審査会委員」(平成11年から。平成16年から会長)
 「二宮町町民参加活動推進条例検討委員会委員(委員長)」(平成17年)
 「二宮町町民活動推進委員会(委員長)」(平成18年から)
□平塚市
 「平塚市指定管理者選定等委員会委員(平成17年から)」





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